個人ではなくチーム(フランチャイズ)としての優勝回数は、その球団の歴史的な強さと伝統を示す。NBAでは、この部門を二つの名門が長く支配してきた。
1位はボストン・セルティクスの18回、2位はロサンゼルス・レイカーズの17回。この『二強』だけで、NBA全優勝の半分近くを占めている。
フランチャイズ優勝回数 TOP10
回ボストン・セルティックス
ロサンゼルス・レイカーズ
ゴールデンステート・ウォリアーズ
シカゴ・ブルズ
サンアントニオ・スパーズ
フィラデルフィア・76ers
デトロイト・ピストンズ
マイアミ・ヒート
ニューヨーク・ニックス
ヒューストン・ロケッツ
セルティクスとレイカーズ — 永遠のライバル
ボストン・セルティクスは、1960年代のビル・ラッセル時代に築いた圧倒的な王朝を土台に、2024年に18度目の優勝を果たして単独首位に立った。緑のユニフォームは『勝利の伝統』そのものの象徴だ。
それを17回で追うのが、ロサンゼルス・レイカーズである。ミニアポリス時代から続く長い歴史の中で、マジック・ジョンソン、カリーム・アブドゥル=ジャバー、コービー・ブライアント、シャキール・オニールら時代ごとのスターが優勝を積み重ねてきた。セルティクスとレイカーズの対戦はNBAファイナルの黄金カードとして、リーグの歴史を彩り続けている。
二強を追う名門と新興勢力
3位はゴールデンステート・ウォリアーズの7回。近年カリーを中心とした王朝で優勝を重ね、二強に次ぐ位置まで上昇してきた。4位はマイケル・ジョーダン時代に6連覇級の強さを誇ったシカゴ・ブルズ、5位はティム・ダンカン時代に安定して勝ち続けたサンアントニオ・スパーズが続く。
下位にはフィラデルフィア76ers、デトロイト・ピストンズ、マイアミ・ヒート、そして近年悲願を達成したニューヨーク・ニックスらが並ぶ。優勝回数のランキングは、NBAの覇権がどの時代にどのチームへ移っていったかを一望できる『王朝の地図』とも言える。