通算総得点ランキングは、瞬間的な凄さではなく「キャリアを通じての偉大さ」を映す指標だ。上位に並ぶのは例外なく、高い得点力を15年・20年と維持し続けた選手ばかりである。
長らくこの部門の頂点には、スカイフックを武器にしたカリーム・アブドゥル=ジャバーが約40年間君臨していた。その不滅と思われた記録を塗り替えたのが、レブロン・ジェームズだった。
歴代通算総得点 TOP10
ptsレブロン・ジェームズ
カリーム・アブドゥル=ジャバー
カール・マローン
コービー・ブライアント
マイケル・ジョーダン
ダーク・ノビツキー
ウィルト・チェンバレン
シャキール・オニール
カーメロ・アンソニー
モーゼス・マローン
39年ぶりに塗り替えられた頂点
カリーム・アブドゥル=ジャバーが1984年に打ち立てた通算得点記録は、長くNBA最大の金字塔とされてきた。20シーズンにわたり安定して得点を重ね、誰にも破れないと考えられていた。
しかし2023年、レブロン・ジェームズがこの記録を更新する。10代でリーグ入りし、20年以上にわたってオールスター級の得点力を維持し続けた結果だった。さらにレブロンは史上初の通算4万得点も突破し、得点の歴史に新たな基準を打ち立てた。
「得点を積む」ために必要なもの
通算得点を伸ばすには、単に得点力が高いだけでは足りない。長期間にわたって大きな怪我をせず、毎年70試合以上に出場し続ける「耐久性」が不可欠だ。上位ランカーに共通するのは、得点力と健康をともに長く保ったことである。
カール・マローン、コービー・ブライアント、マイケル・ジョーダン、ダーク・ノビツキーといった名前が並ぶこのランキングは、いわば「長く一流であり続けた選手たちの殿堂」と言える。一発の凄みではなく、継続の凄みがここに刻まれている。
