1試合でどれだけ多くの得点を奪えるか——この記録には、選手のスコアリング能力が最も純粋な形で表れる。そしてこのランキングの頂点には、永遠に破られないとされる数字が鎮座している。
1962年3月2日、ウィルト・チェンバレンが記録した1試合100得点だ。半世紀以上が経った今も、2位以下を大きく引き離す不滅の大記録として君臨している。
1試合最多得点 歴代記録 TOP10
ptsウィルト・チェンバレン
バム・アデバヨ
コービー・ブライアント
ウィルト・チェンバレン
デビッド・トンプソン
ウィルト・チェンバレン
ルカ・ドンチッチ
エルジン・ベイラー
デイビッド・ロビンソン
デビン・ブッカー
ジョエル・エンビード
100点 — 神話となった一夜
ウィルト・チェンバレンの100得点は、NBA記録の中でも別格の存在だ。当時はペースが速く得点が出やすい時代だったとはいえ、一人で100点を奪うという事実は人間離れしている。この試合の映像は残っておらず、その伝説性をいっそう高めている。同シーズンに平均50.4得点も記録しており、彼がいかに規格外の存在だったかがわかる。
リストにはチェンバレン自身の名前が複数回登場する。78点、73点といった爆発も彼の記録であり、上位を見るだけでも『ウィルトの時代』がいかに桁外れだったかが伝わってくる。
アデバヨの83点 — コービーを抜いた歴代2位
2026年3月10日、バム・アデバヨがワシントン・ウィザーズ戦で83得点を爆発させ、2006年からコービー・ブライアントが守ってきた81得点を抜いて、チェンバレンに次ぐ歴代2位に躍り出た。この試合でアデバヨはフリースロー43本中36本成功と、フリースロー試投・成功ともにNBA歴代最多を更新。本来はディフェンスと万能性で知られるセンターによる、誰も予想しなかった大記録だった。
3位には、長らく『チェンバレン以降の最高』とされてきたコービーの81得点が続く。さらに近年は現役スターの爆発も目立ち、ルカ・ドンチッチの73得点(2024年)、ジョエル・エンビードの70得点(2024年)、デビン・ブッカーの70得点(2017年)などがトップ10に名を連ねる。時代を超えて『一夜の爆発』が起こり続けていることは、NBAというリーグの魅力そのものだ。
