通算在籍チーム数のランキングは、NBAというリーグを長く生き抜いた『ジャーニーマン(渡り職人)』たちの記録だ。多くのチームを移籍するのは、必ずしも不本意なことばかりではない。求められ続けたからこそ、リーグに残り続けられたという見方もできる。
歴代最多は、イッシュ・スミスの13チーム。これはNBA史上最も多くのユニフォームに袖を通した記録である。
通算在籍チーム数 TOP10
チームイッシュ・スミス
チャッキー・ブラウン
ジョー・スミス
ジム・ジャクソン
トニー・マッセンバーグ
デニス・シュルーダー
トレバー・アリーザ
ジャマール・クロフォード
ビンス・カーター
シャキール・オニール
13チームを渡り歩いた記録
イッシュ・スミスは、控えのポイントガードとして約14年間、13ものチームを渡り歩いた。スター選手ではないが、どのチームでも一定の役割をこなせる堅実さがあったからこそ、これだけ多くのチームから声がかかり続けた。ジャーニーマンの記録は、ある意味で『必要とされ続けた証』でもある。
2位タイには12チームを経験した選手が複数並ぶ。中にはドラフト全体1位で指名されながら、期待された活躍ができずチームを転々としたジョー・スミスのような例もある。同じ多チーム経験でも、その背景は選手によって大きく異なる点が興味深い。
スター級のジャーニーマンも
下位には、意外な名前も登場する。9位のビンス・カーターは8チームを経験しているが、これは22シーズンという史上最長キャリアの裏返しだ。長く現役を続けたからこそ、複数のチームでプレーすることになった『前向きなジャーニーマン』と言える。
10位には、あのシャキール・オニールも6チームで入っている。スーパースターであっても、キャリア終盤には優勝を求めて、あるいは新天地を求めて移籍を重ねることがある。このランキングは、スター街道とは異なる角度から、NBA選手の長く多様なキャリアの形を映し出している。