
NBA歴代スーパーチームランキング — 戦力を集めた最強軍団
突出したスターが複数集まったとき、チームは『スーパーチーム』と呼ばれる。戦力の暴力的な集中は、時にリーグの勢力図そのものを書き換える。
この記事のポイント:TOP3
- 1ウォリアーズ (デュラント加入)
優勝2回
ステフィン・カリー / ケビン・デュラント / クレイ・トンプソン / ドレイモンド・グリーン
- 21995-96 ブルズ
72勝10敗
マイケル・ジョーダン / スコッティ・ピッペン / デニス・ロッドマン
- 3ショータイム・レイカーズ
優勝5回
マジック・ジョンソン / カリーム・アブドゥル=ジャバー / ジェームズ・ワーシー
スーパーチームとは、MVP級・オールスター級の選手を複数擁し、戦力が突出して集中したチームを指す。その圧倒的な戦力は、しばしばリーグ全体を『勝てる気がしない』状態に追い込む。
本ランキングの1位は、73勝チームにMVPのケビン・デュラントが加入した2016-19年のゴールデンステート・ウォリアーズだ。MVP級が4人並ぶ布陣は、史上最強の呼び声が高い。
歴代スーパーチーム 編集部選定
ステフィン・カリー / ケビン・デュラント / クレイ・トンプソン / ドレイモンド・グリーン
2016-19
73勝チームにMVPのデュラントが加入。2年連続でファイナルを制し、史上最強の呼び声が高い超戦力。
マイケル・ジョーダン / スコッティ・ピッペン / デニス・ロッドマン
1995-96
当時歴代最多の72勝10敗。ジョーダン復帰後の完成度の高さで、レギュラー・プレーオフ通じて圧倒。
マジック・ジョンソン / カリーム・アブドゥル=ジャバー / ジェームズ・ワーシー
1980-89
10年間で5度の優勝、8度のファイナル進出。バードのセルティックスとのライバル関係がNBAを救った。
レブロン・ジェームズ / ドウェイン・ウェイド / クリス・ボッシュ
2010-14
現代スーパーチームの原型。FA電撃移籍でリーグの勢力図を塗り替え、4年連続でファイナルに進出した。
ケビン・ガーネット / ポール・ピアース / レイ・アレン
2007-08
前年24勝から一気に66勝へ。ベテラン3スターのトレード結集が、即時優勝のテンプレートを作った。
各順位の理由 — 5位からカウントダウン
第5位2007-08 セルティックス
2007年夏、前年24勝に沈んでいたボストン・セルティックスが、ケビン・ガーネットとレイ・アレンをトレードで獲得し、ポール・ピアースと合わせて一夜にして強豪へ変貌した。翌2007-08シーズンは66勝を挙げてそのまま優勝。『ベテラン3スターをトレードで結集して即優勝』という、後の多くのチームが模倣するテンプレートを作った点で歴史的だ。
ただし戦力の集中度や王朝としての継続性では、上位のチームに譲る。あくまで『即席で組んで結果を出した好例』として、スーパーチームの入り口・第5位に置いた。
第4位ヒート (ビッグ3)
2010年に結成されたヒートのビッグ3(レブロン、ウェイド、ボッシュ)は、FAでスターが自ら集まって優勝を狙う『現代スーパーチーム』の原型だ。4年連続でファイナルに進出し、リーグの勢力図と移籍文化そのものを塗り替えた。
戦力の集中とインパクトは絶大だったが、優勝は2回で、初年度は優勝を逃している。瞬間的な支配力では上位に一歩譲るものの、『スーパーチーム時代を開いた』歴史的意義を評価して第4位とした。
第3位ショータイム・レイカーズ
1980年代のショータイム・レイカーズは、マジック、カリーム、ワージーを軸に10年間で5度の優勝・8度のファイナル進出を果たした。ライバルのバード擁するセルティックスとの死闘は、低迷していたNBAの人気を救ったとさえ言われる。
優勝回数だけ見れば本ランキング最多だが、これは『継続的に勝ち続けた王朝』であり、一時点での戦力集中という意味でのスーパーチーム性では上位2チームにやや譲る。長期支配の象徴として第3位とした。
第2位1995-96 ブルズ
1995-96シーズンのブルズ(ジョーダン、ピッペン、ロッドマン)は、当時歴代最多の72勝10敗を記録し、そのまま優勝まで駆け抜けた。外部からスターをかき集めたのではなく、既存戦力の完成度を極限まで高めて頂点に立った点が特徴だ。
スーパーチームには『集める強さ』と『仕上げる強さ』があり、ブルズは後者の到達点と言える。完成度では文句なしだが、純粋な戦力集中度という本テーマの軸では1位にわずかに譲り、第2位とした。
第1位ウォリアーズ (デュラント加入)
1位は、73勝を挙げた最強チームにMVPのケビン・デュラントが加入した2016-19年のウォリアーズ。カリー、デュラント、トンプソン、グリーンというMVP・オールスター級が4人並ぶ布陣は、戦力の集中という意味でNBA史上の極致であり、2年連続でファイナルを制した。
『これは反則だ』という声すら上がったその戦力は、まさに『スーパーチーム』という言葉の定義そのものだ。完成度のブルズ、継続性のレイカーズを上回り、純粋な戦力集中度というこのテーマの中心軸で頂点に置いた。
この順位にした理由
このランキングの軸は『一時点での戦力の集中度=どれだけ反則級のメンバーが同時に揃ったか』だ。そのため、優勝5回のショータイム・レイカーズ(継続的な王朝)よりも、MVP級4人が並んだKD加入ウォリアーズや、完成度の極みである95-96ブルズを上位に置いている。
『王朝(長く勝ち続けた)』と『スーパーチーム(瞬間的に戦力を集めた)』は似て非なる概念で、本記事は後者を評価軸にした。だから優勝回数と順位が一致しない。ここはテーマの定義次第で大きく結論が変わる、主観の入る部分だ。
惜しくも選外
- 2003-04 レイカーズ(シャック / コービー / マローン / ペイトン)—殿堂入り4人を揃えた戦力は随一だったが、ファイナルで格下ピストンズに敗退。結果が伴わず選外(別記事『失敗したスーパーチーム』で詳説)。
- 2021-23 ネッツ(デュラント / アービング / ハーデン)—MVP級3人の戦力は最強級だったが、故障と不和で空中分解。優勝に届かず選外。
- 1982-83 76ers(モーゼス・マローン / Dr.J)—MVPマローンを補強し『fo-fo-fo』とプレーオフをほぼ無敗で制覇。文句なしの強さだが、トリオ的な華やかさで上位に一歩譲った。
よくある質問
Q. NBA史上最強のスーパーチームは?
A. ケビン・デュラントが加入した2016-19年のゴールデンステート・ウォリアーズが有力です。73勝チームにMVP級のデュラントが加わり、カリーら4人のスター布陣で2年連続優勝を達成しました。
Q. スーパーチームとは何ですか?
A. MVP級・オールスター級の選手を複数擁し、戦力が突出して集中したチームを指します。その圧倒的戦力でリーグを支配します。
Q. スーパーチームはなぜ議論を呼ぶのですか?
A. NBAは戦力均衡を重んじるリーグのため、スターが一つのチームに集まると競争のバランスが崩れると批判されることがあるためです。一方で名勝負を生む側面もあります。
このランキングの選手・チームのグッズ
このサイトを応援する
NBA.Naviは個人で運営しています。記事やゲームが「面白い」と思ってもらえたら、コーヒー1杯ぶんの応援でサイトの維持・更新を支えてもらえます。
出典: NBA公式統計 / Basketball Reference。記録は2024-25シーズン終了時点。順位・解説はNBA.Navi編集部による。