NBA歴代「もしも」ランキング — 故障と悲劇が変えた歴史
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NBA歴代「もしも」ランキング — 故障と悲劇が変えた歴史

あの故障さえなければ、あの悲劇さえなければ——NBAの歴史には、語らずにいられない無数の『もしも』が刻まれている。

この記事のポイント:TOP3

  1. 1もしレン・バイアスが生きていたら

    86年悲劇

    1986

  2. 2もしグレッグ・オデンが健康なら

    対KDの1位

    2007

  3. 3もしブランドン・ロイの膝が無事なら

    26歳で引退

    2006-11

スポーツに『たられば』は禁物と言われる。だが、有望な才能が故障や悲劇によって失われたとき、ファンは『もし健康だったら歴史はどう変わっていたか』と想像せずにはいられない。本ランキングは、そんな歴史の『もしも』を集めたものだ。

1位は、レン・バイアスのケースだ。1986年に全体2位で指名された直後に急逝した天才で、彼が健在ならボストン・セルティックスの王朝が80年代後半も続いた可能性が語られ続けている。

歴代ifストーリー 編集部選定

1
もしレン・バイアスが生きていたらBOS

レン・バイアス

1986

全体2位指名直後に急逝した天才。彼が健在ならセルティックス王朝が80年代後半も続いた可能性が語られる。

2
もしグレッグ・オデンが健康ならPOR

グレッグ・オデン

2007

デュラントを差し置く全体1位。度重なる膝の故障がなければ、ブレイザーズの未来は大きく変わったはず。

3
もしブランドン・ロイの膝が無事ならPOR

ブランドン・ロイ

2006-11

オールスター3回の逸材も、膝の軟骨摩耗で26歳で実質引退。健康ならスター街道を歩み続けたはず。

4
もしグラント・ヒルが健康ならORL

グラント・ヒル

2000-04

ジョーダン後継と目された万能フォワード。足首の重傷さえなければ、全盛期の輝きが長く続いたと惜しまれる。

5
もしデリック・ローズが故障しなければCHI

デリック・ローズ

2011-12

史上最年少MVP。前十字靭帯断裂さえなければ、ブルズ再建とリーグの勢力図は別物になっていた。

各順位の理由 — 5位からカウントダウン

第5位もしデリック・ローズが故障しなければ

デリック・ローズは、2010-11シーズンに史上最年少でMVPを獲得した天才ガードだった。シカゴ・ブルズを背負う爆発的な身体能力で、ジョーダン後のブルズ再建を一身に担う存在だったが、翌年プレーオフで前十字靭帯を断裂。その後も故障を繰り返し、全盛期の輝きは長く続かなかった。

もし故障がなければ、ブルズの再建とリーグの勢力図は別物になっていたはずだ。ただ、MVPという頂点を一度は経験できた点で、次に挙げる選手たちより『失われたもの』はわずかに小さいとみて第5位とした。

第4位もしグラント・ヒルが健康なら

グラント・ヒルは、デビュー当初『ジョーダンの後継者』とまで目された万能フォワードだった。得点・パス・守備をすべて高水準でこなし、まさにレブロンを先取りしたような存在だったが、足首の重傷とその後遺症で全盛期を大きく削られた。

後年ベテランとして復活を遂げた点は救いだが、最も輝くべき時期を故障で失った損失は計り知れない。『もし足首さえ無事なら』という惜しさで第4位とした。

第3位もしブランドン・ロイの膝が無事なら

ブランドン・ロイは、オールスターに3度選ばれた『完成されたスコアラー』だった。ポートランド・トレイルブレイザーズのエースとして将来を嘱望されたが、両膝の軟骨がすり減るという深刻な故障で、わずか26歳で実質的に引退に追い込まれた。

全盛期の完成度の高さと、引退の早さの落差が際立つ。健康であればスター街道を歩み続けたはずで、『あまりに早すぎた終わり』への惜しさから第3位とした。

第2位もしグレッグ・オデンが健康なら

グレッグ・オデンは、2007年のドラフトでケビン・デュラントを差し置いて全体1位指名された大型センターだ。当時は『次世代の支配的ビッグマン』と確信されていたが、度重なる膝の故障でほとんど試合に出られないままキャリアを終えた。

デュラントがスーパースターになった対比もあり、『もしオデンが健康だったら』はドラフト史上最大級の『もしも』として語られる。一人の故障がチームの未来を根こそぎ変えた象徴として第2位とした。

第1位もしレン・バイアスが生きていたら

1位は、レン・バイアス。マイケル・ジョーダンに匹敵するとも評された大型フォワードで、1986年にセルティックスから全体2位で指名された。しかしその直後に急逝するという、あまりに痛ましい悲劇に見舞われた。

すでに高齢化が始まっていたセルティックスにとって、彼は王朝を延命させる切り札になるはずだった。その不在は、その後の長い低迷の遠因にもなったとされる。故障ではなく『失われた命』という重さにおいて、これ以上の『もしも』はない。NBA史上最も切ない仮定として、1位とした。

この順位にした理由

このランキングは『もしそれがなければ、どれだけ歴史が変わったか』の大きさで並べた。下位は故障で全盛期を削られた選手、上位はキャリアそのもの——さらには命そのもの——が失われたケースだ。失われたものが大きく、歴史への影響が深いほど上位になる。

1位のレン・バイアスを別格としたのは、これが故障ではなく急逝という取り返しのつかない悲劇だからだ。スポーツに『たられば』は禁物と言われるが、これらの『もしも』は、才能の開花がいかに健康と幸運に支えられているかを静かに教えてくれる。

惜しくも選外

  • ペニー・ハーダウェイ—シャックと組み将来を嘱望された万能ガードも、膝の故障で全盛期が短命に。健康なら歴代屈指のガードになったとも言われる。
  • ヤオ・ミン—中国出身の規格外センター。度重なる足の故障で30歳前に引退。健康なら歴代センター論を変えていた逸材。
  • ビル・ウォルトン—MVPに輝いた天才センターも、足の慢性的な故障に苦しんだ。健康な期間が長ければ歴代最高のセンター候補だった。

よくある質問

Q. NBA最大の『もしも』とされるのは?

A. レン・バイアスです。1986年に全体2位で指名された直後に急逝した天才で、健在ならセルティックスの王朝が続いた可能性が語られ続けています。

Q. 故障で運命が変わった代表的な選手は?

A. 全体1位ながら膝の故障に泣いたグレッグ・オデン、史上最年少MVP直後に前十字靭帯を断裂したデリック・ローズなどが挙げられます。

Q. デリック・ローズはどんな選手でしたか?

A. 2010-11シーズンに史上最年少でMVPを獲得した天才ガードです。しかしその後の前十字靭帯断裂などの故障で、全盛期の輝きを長く続けることができませんでした。

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出典: NBA公式統計 / Basketball Reference。記録は2024-25シーズン終了時点。順位・解説はNBA.Navi編集部による。