1シーズンの勝利数は、そのチームのレギュラーシーズンにおける支配力を最も端的に示す。歴代の最多勝チームには、それぞれの時代を代表する『最強』の称号がついて回る。
歴代1位は、2015-16シーズンのゴールデンステート・ウォリアーズが記録した73勝9敗だ。長らく不滅とされたシカゴ・ブルズの記録を、ついに塗り替えた数字である。
シーズン最多勝利(チーム) 歴代TOP10
勝2015-16 GSW
1995-96 CHI
1971-72 LAL
1996-97 CHI
1966-67 PHI
1972-73 BOS
2024-25 OKC
1985-86 BOS
2014-15 GSW
1999-00 LAL
73勝のウォリアーズ vs 72勝のブルズ
2015-16シーズンのウォリアーズは、ステフィン・カリーが満票でMVPを獲得した史上最高のシーズンに73勝を挙げた。3ポイントを軸にした革命的なオフェンスで、誰も止められない強さを見せつけた。ただし皮肉にも、このチームはファイナルで3勝1敗から逆転を許し、優勝は逃している。
2位は、1995-96シーズンのシカゴ・ブルズの72勝10敗。ジョーダンが野球からの復帰を経て臨んだこのシーズン、ブルズは圧倒的な強さで優勝まで駆け抜けた。『最多勝かつ優勝』を成し遂げた点で、記録だけに終わったウォリアーズとはしばしば対比される。どちらが本当に強かったかは、ファンの間で今も尽きない議論の的だ。
各時代の『最強』が並ぶ
3位タイには33連勝を含む1971-72シーズンのレイカーズ、そして連覇を達成した1996-97シーズンのブルズが69勝で並ぶ。さらにウィルト・チェンバレン擁する1966-67シーズンの76ers、ラリー・バード全盛の1985-86シーズンのセルティクスなど、各時代の伝説的チームが顔を揃える。
近年では、初優勝を遂げた2014-15シーズンのウォリアーズに加え、SGAを擁して68勝を挙げそのまま優勝した2024-25シーズンのサンダーもランクイン。サンダーは得失点差(平均+12.9)が歴代最高で、勝利数以上の支配力を見せた。このランキングを眺めれば、どのチームがどの時代に『最強』として君臨したかが手に取るようにわかる。
