ブロックショットは、リム付近で相手のシュートを防ぐ守備の決定的なプレーだ。通算ブロック数のランキングは、長年にわたりゴール下を守り続けた偉大なビッグマンたちの序列を映している。
なお、ブロックが公式記録となったのは1973-74シーズンからで、それ以前の選手の記録は含まれない。その制約の中でも、頂点に立つ選手たちの数字は圧倒的だ。
歴代通算ブロック数 TOP10
blkハキーム・オラジュワン
ディケンベ・ムトンボ
カリーム・アブドゥル=ジャバー
マーク・イートン
デイビッド・ロビンソン
パトリック・ユーイング
シャキール・オニール
ツリー・ロリンズ
ロバート・パリッシュ
テオ・ラトリフ
攻守両立の理想形、ハキーム・オラジュワン
歴代1位のハキーム・オラジュワンは、ブロックの数だけでなく、その質においても別格だった。華麗なフットワークで攻撃でも『Dream Shake』を操り、攻守両面で完成されたセンターとして優勝2回・ファイナルMVP2回を達成。ディフェンスとオフェンスを最高水準で両立させた稀有な存在だ。
2位のディケンベ・ムトンボは、ブロックした後に人差し指を左右に振る『ノー・ノー』の仕草で世界的に有名になった守護神だ。最優秀守備選手賞を4度受賞し、ゴール下に近づく相手に恐怖を植え付けた。彼の存在は、ブロックが単なる数字以上に『相手の心理を支配する武器』であることを示している。
ゴール下を守り続けた巨人たち
ランキングにはカリーム・アブドゥル=ジャバー、デイビッド・ロビンソン、パトリック・ユーイング、シャキール・オニールといった名センターが並ぶ。彼らはいずれも、得点とリバウンドだけでなくリムプロテクトでもチームに貢献した万能なビッグマンたちだ。
マーク・イートンのように、攻撃面は限定的でも守備に特化することでリーグ屈指の存在になった選手もいる。現代ではブロックに特化したセンターは減りつつあるが、ゴール下を守る価値は今も変わらない。このランキングは、ディフェンスという地味だが不可欠な仕事の歴史を記録している。
